令和6年度四国鉄道OB会総会開催
 5月10日(金)、11時よりJRホテルクレメント高松に於いて四国鉄道OB会総会が開催されました。
 4支部から選出された出席代議員39名と本部役員、各種表彰受賞者(役員功労表彰、分会活動功績表彰)、ご来賓のJR四国西牧社長、藤本常務取締役営業部長、高畠取締役総務部長、JR四国グループ会社10社の代表者のご臨席のもと、出席総数74名により開催されました。
 開会後、全員起立して昨年度中に亡くなられた79名の会員さんのご冥福を黙祷で捧げました。 また各種表彰では、永年に亘る役員活動に対する功労表彰(役員功労表彰)及び永年に亘り分会にあって地道に新聞配達等のお世話役を引き受けOB会活動に尽力された方に対する功績表彰(分会活動功績表彰)で香川支部6名、愛媛支部2名、高知支部2名、計10名の会員が受賞されました。誠におめでとうございました。今後ともご健康で、そしてOB会活動へのご指導のほどよろしくお願いします。
 議案については事務局から昨年度の活動報告を行ったのに続き、本年度の活動計画及び収支予算(案)が提案され満場一致で承認されました。
 本年度の活動計画は、第1に会員相互の親睦及び福祉の増進、第2にJR四国及びJR四国グループへの協力、第3に地域社会との連携の深度化を掲げ、重要な課題である会員の確保に努めるとともに、議案書に示している具体的な施策に取り組んでいくこととしました。なおこれらの施策は、四国鉄道OB新聞7月号に詳しく掲載しますのでここでは省略します。
 議事に先立ち矢田会長より、
 本日は、OB会総会にご出席いただき、ありがとうございます。 またJR四国の西牧社長様を始め役員の方々そして、JR四国グループ会社の代表者の皆様におかれましては、お忙しい中、当総会にご出席いただき、厚く御礼申し上げます。
 本日ご出席の皆様方におかれましては、日頃はOB会の活動に、 ご理解ご協力を賜り、改めて御礼申し上げます。
 さて、昨年5月に新型コロナの感染症法の取扱いが5類移行以降、OB会の活動も徐々に復活してきました。 「親睦旅行会」「ゴルフ大会」「グラウンド・ゴルフ大会」などといったレクリエーション活動が開催され、多くの方にご参加いただきました。 また「JRへの増収協力」「駅の清掃」については、会員の皆様に ご協力いただき、御礼申し上げます。
 このあと令和6年度の活動計画についてご審議いただきますが、今年度も、「会員相互の親睦」や「JRおよびグループ会社への協力」を目的に、さらに活動を展開してまいりますので、引き続き よろしくお願いいたします。
 ところで、最近、会員数が減少していることが大きな課題ですが、 OB会の活動を通して、人との交流を保ちながら、現役時代にお世話になったJRへの協力も行っていくことなどによって、健康で、ある面、やりがいも感じながら日々を過ごせるのではないかと思っています。そのようなことが積み重なっていって、OB会の活動が盛んになるとともに、もし皆様のお近くに 未加入の退職者がおられたら、入会を呼びかけていただけたら幸いです。
 本日ご出席いただいている代議員の皆様におかれましては、引き続き、OB会へのご協力をよろしくお願いいたします。
 ここで、お願いが2つほどあります。
 1つには、 愛媛県新居浜市・西条市が主体となって取り組んでいる「元国鉄総裁の十河信二夫妻のNHK朝ドラ実現のための署名活動」に、四国鉄道OB会として協力しています。
日本鉄道OB会連合会 理事会において、全国の鉄道OB会に署名活動への協力をお願いして、現在、署名活動をしてもらっているところです。 多くの方に署名活動にご協力いただき御礼申し上げますとともに、引き続き署名活動へのご協力をお願いいたします。2つには 、 日本鉄道OB会連合会として、義援金募集のお願いです。 義援金は、西日本・東日本OB会を通じて、被災された会員に届けられます。よろしくお願いいたします。
 最後になりますが、本日の総会が有意義なものとなるとともに、 出席された皆さん方の親睦を深める機会になれば幸いです。 今後とも、OB会の諸行事にご参加いただきますようお願い申し上まして、簡単ですが、挨拶とさせていただきます。  
と挨拶がありました。
 引き続きご来賓を代表して、JR四国西牧社長から、JR四国及びJR四国グループ会社への協力に対しての謝辞があり、引き続き営業状況等の話がありました。
 昨年度の決算は、連結の最終損益が35億円の黒字、単体の方も38億円の黒字となり、4期ぶりの黒字を達成したこと。
 採用が非常に厳しく、また離職が多いなどの課題もあること。
 2025年度の目標として、経常利益は単体で3億、連結で13億を目指していること。
 静岡鉄道のような企業を目指し、将来のビジョンを示すことが重要であり、またアンカリング、自己改革、社会性を評価基準として、良い会社を目指していること。
 エンゲージメントサーベイを実施し、従業員のモチベーションや会社への愛着心を把握し改善するための調査を行っていること。
 最後に今年度も引き続き地域から注目される会社として成長していくので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。  
 とご挨拶をいただきました。 お忙しい中、誠にありがとうございました。また、ご来賓の皆様方には会議冒頭より長時間ご臨席賜りました。誠にありがとうございました。
 本会議終了後、12時より懇親会を行いました。緊張した会議のあとの懇親の場は、ご来賓の方々も交わっていただき代議員や受賞者たちの気持ちもほぐれて、懇親会が大いに盛り上がりました。そして、今総会で議決した活動計画に基づき、活動を推進することを誓い合って散会しました。

〇スライドショー
      
総会会場(正面)
  来賓席(右から西牧社長、藤本常務、高畠取締役)
  役員席(左から矢田会長、近藤副会長、田中副会長)
      矢田会長あいさつ
 来賓あいさつ(JR四国西牧社長)
役員功労表彰(4名)を代表して受賞された香川支部荻田 泰助さん
分会活動功績表彰(6名)を代表して受賞された香川支部増田 実さん
  議長に選任された宇野愛媛支部長
事務局より議案説明(岡村専務理事)
監査報告をする木村監事
      開宴のことばと乾杯発声(近藤副会長)
      懇親会会場全景
      懇親会スナップ
      懇親会スナップ
    
      懇親会スナップ
      懇親会スナップ
 中締めの音頭(竹内徳島支部長)