平成27年度四国鉄道OB会総会開催
 5月12日(火)、10時30分よりJRホテルクレメント高松に於いて平成27年度四国鉄道OB会総会が開催されました。生憎予讃線伊予三島~伊予土居駅間で強風による運転規制があり、愛媛支部の代議員等13名が参加出来ず残念な結果となりましたが、議事は所定通り執り行われました。
 本年の総会は発足10周年ということで、例年の各種表彰に加え会長特別表彰や、四国旅客鉄道㈱より「予土線を愛するOB会」に対する感謝状の贈呈もありました。三支部から選出された出席代議員34名と本部理事15名に加え、役員、各種表彰受賞者(役員功労表彰8名、分会活動功績表彰20名、会長特別表彰32名)、ご来賓のJR四国泉社長、松島常務、四之宮部長、日本貨物鉄道四国支店山名支店長、JR四国グループ会社各社長等のご臨席のもと、出席総数94名により開催されました。
  開会後、全員起立して昨年度中に亡くなられた141名の会員さんのご冥福を黙祷で捧げました。 また、各種表彰では役員功労表彰、分会活動功績表彰並びに会長特別表彰が行われました。永年に亘る役員活動に対する功労表彰、永年に亘り分会にあって地道に新聞配達等のお世話役を引き受けOB会活動に尽力された方に対する功績表彰、女性グループの活動の活性化に対する表彰、インストラクターとして地域活動の貢献に対する表彰で香川支部34名、愛媛支部8名、徳島支部11名、高知支部7名、計60名の会員が受賞されました。誠におめでとうございました。今後ともご健康で、そしてOB会活動へのご指導のほどよろしくお願いします。
  議案については事務局から昨年度の活動報告を行ったのに続き、本年度の活動計画並びに収支予算(案)、会則の一部改定(案)、役員改選(案)が提案され満場一致で承認されました。
 本年度の活動計画は、第1に会員相互の親睦及び福祉の増進、第2にJR四国及びJR四国グループへの協力、第3に地域社会との連携の深度化を掲げ、重量な課題である会員の確保に努めるとともに、議案書に示している具体的な施策に取り組んでいくこととしました。また、役員改選では4人の理事と1人の監事が退任され、新たに8人の理事と1人の監事の新任が承認されました。退任された理事・監事の皆様、長い間ご尽力いただきました。ありがとうございました。
  議事に先立ち宮井会長より、 皆様方お忙しい中四国各地より鋭意、本総会に出席いただきまして有難うございます。と挨拶しようと思っていましたが、台風の影響で欠席者があり、大変残念なこととなりました。また、平素よりOB会の活動について、中心となって取り組んでいただいておりますこと、合わせて厚く御礼感謝申し上げます。
 本総会に際し、JR四国から泉社長様、松島常務様、四之宮部長様、貨物会社山名支店長様、そして理事でないグループ会社社長様に御来賓としてご臨席頂いております。日頃の本会へのご指導・ご支援に対しまして本籍をお借りして厚く御礼申し上げる次第であります。後ほど泉様より御挨拶をいただきます。よろしくお願いいたします。
 さて、四国鉄道OB会は、平成17年度に全国組織から四国単体の組織に衣替えし、新たにスタートいたしました。以来、  ⅰ)会員相互の親睦・啓発及び福祉の増進  ⅱ)JR四国及びJR四国グループへの協力  ⅲ)地域社会との連携の深度化 の3点を3本柱としてかかげ、活動を推進してまいっております。 諸般の情勢の中会員の減少という厳しい現実に直面しておりますが、活動そのものは、皆様のご尽力のお蔭で大概充実してきていると認識しているところであります。どうぞ引き続きの率先垂範、よろしくお願いいたします。 そして新組織になって10年が経過いたしました。四国鉄道OB新聞正月号で考えを示したように、10周年記念ということで、基金の一部を取り崩し、例年より若干にぎにぎしく、総会あるいは支部行事等を執り行う計画をいたしております。どうぞよろしく御理解・御賛同のほどお願いいたします。
 総会の議案としましては、総会次第に記載の通り、平成26年度活動報告及び収支決算報告、平成27年度活動計画(案)並びに収支予算書(案)そして会則の一部改定(案)と役員改選(案)となっております。後ほど事務方より順次説明してまいりますのでよろしく御審議のほどお願いいたします。
 総会が終わりますと、引き続き懇親会であります。これこそが本日のメインイベントというものもありかと思います。限られた時間ではありますが、旧交を暖められ、有意義な一時とされるよう願っております。 最後になりますが、会員各位のますますのご健勝と会の5年後、10年後に思いを致しつつ、会のさらなる充実・発展を祈念して挨拶とさせていただきます。本日は誠に有難うございました。 と挨拶がありました。
  ご来賓を代表して、JR四国泉社長からご挨拶をいただきました。 当会への祝辞並びにJR四国、グループ会社に対する協力活動への感謝の言葉を頂戴するとともに、国土交通委員会の参考人として出席しなければならないので、中座するとの断りがありました。 JR四国の現況について、営業利益は減少するものの最終利益は好決算となる。整備新幹線の四国への導入は必要ないとの意見もあるが、諸外国の事例も踏まえ是非とも四国に整備新幹線が必要との機運を盛り上げたい。 とご挨拶をいただきました。
 お忙しい中、誠にありがとうございました。また、ご来賓の皆様方には会議冒頭より長時間ご臨席賜りました。誠にありがとうございました。
 本会議終了後、11時50分より懇親会を行いました。緊張した会議のあとの懇親の場は、ご来賓の方々も交わっていただき代議員や受賞者たちの気持ちもほぐれて懇親会が大いに盛り上がりました。そして、今総会で議決した活動計画に基づき活動を推進することを誓い合って散会しました。

〇写真集
 http://srwob.stars.ne.jp/soukai/H27/soukai.html