平成26年度四国鉄道OB会総会開催

  5月13日(火)、10時30分よりJRホテルクレメント高松に於いて、平成26年度四国鉄道OB会総会が開催されました。晴天に恵まれ出席を予定していた全員が元気に一堂に会しました。    今回は本会発足後、10回目の節目の総会となりました。四支部から選出された出席代議員39名と本部理事19名に加え、役員、各種表彰受賞者(役員功労9名、会員増強功績1名、分会活動功績19名)、ご来賓のJR四国泉社長、松島常務、日本貨物鉄道四国支店山名支店長、JR四国グループ会社各社長等のご臨席のもと、出席総数90名により開催されました。
  開会後、全員起立して昨年度中に亡くなられた201名の会員さんのご冥福を黙祷で捧げました。また、各種表彰では役員功労表彰、会員増強功績表彰並びに分会活動功績表彰の三表彰(会長表彰)が行われました。いずれも個人表彰で、永年に亘る役員活動に対する功労表彰、多くの新入会員を獲得して会員増強の実績をあげられたことに対する功績表彰、永年に亘り分会にあって地道に新聞配達等のお世話役を引き受けOB会活動に尽力された方に対する功績表彰で、三表彰を合わせると香川支部17名、愛媛支部4名、徳島支部6名、高知支部2名、計29名の会員さんが受賞されました。誠におめでとうございました。今後ともご健康で、そしてOB会活動へのご指導のほどよろしくお願いします。
  議案については事務局から昨年度の活動報告を行ったのに続き、本年度の活動計画並びに収支予算(案)、役員の一部改選(案)が提案され満場一致で承認されました。
 本年度の活動計画は、第1に会員相互の親睦及び福祉の増進、第2にJR四国及びJR四国グループへの協力、第3に地域社会との連携を深めることを掲げ、重量な課題である会員の確保に努めるとともに、議案書に示している具体的な施策に取り組んでいくこととしました。また、役員の一部改選では3人の理事と1人の監事が退任され、新たに3人の理事と1人の監事の新任が承認されました。退任された理事・監事の皆様、長い間ご尽力いただきました。ありがとうございました。
  議事に先立ち宮井会長より、代議員をはじめ会員各位に日頃のOB会活動に対して感謝の言葉と、ご来賓の皆様方には当会運営への温かいご支援に対し、感謝の言葉がありました。 四国鉄道OB会の活動の進め方について、「当会は平成17年4月1日に発足し10年目に入った。以来、会員相互の親睦及び福祉の増進、JR四国及びJR四国グループへの協力、地域社会との連携を深めることを目的として活動を進めてきた。特に地域社会との連携については、今年度より真摯に取り組むこととし、先ず会員の活動状況把握から始め、鋭意深度化を図って行きたい。」と話されました。 また「本年度末で10周年となるのに鑑み、10周年記念行事的なことにができれば良いと思っている。何が出来るか、どういうことがふさわしいか、理事会等で検討を重ね来年の総会で提起できればと思っている。」と話され、最後に「OB会会員の皆様からOB会に加入して良かったと思っていただけること。JR四国、JR四国グループから期待され喜ばれる会に育っていくこと。そういう会を目指して頑張って行きたい。」と締めくくりました。
  ご来賓を代表して、JR四国泉社長からご挨拶をいただきました。当会への祝辞並びにJR四国、グループ会社に対する協力活動への感謝の言葉を頂戴しました。またJR四国の現況について、昨年度の決算は国の支援策もあり良かったが、LCCの影響が松山、高松地区で出ていると思われる。と述べられる一方、四国の鉄道ネットワークをどうするかについては、「四国の鉄道ネットワークを考える懇談会」より出された「鉄道のあり方」の答申に基づいて進めている。その中では、既存のインフラを有効に活用すること。例えば最近の予土線の3兄弟の施策などにより、ローカル線の旅客が若干増加している。ただ都市間輸送が生き残るためには整備新幹線が必要であり、四国の四県庁に最短ルートを設定すれば、社会的投資効果は1.03との指数もでている。四国の新幹線導入が全くあり得ないと言う事ではないと思う。導入促進に当たっては、地域の声を盛り上げることが必要なので、皆様方の応援をお願いしたい。と熱い言葉で語っていただきました。   お忙しい中、誠にありがとうございました。また、ご来賓の皆様方には会議冒頭より長時間ご臨席賜りました。誠にありがとうございました。
  本会議終了後、11時30分より懇親会を行いました。緊張した会議のあとの懇親の場は、ご来賓の方々も交わっていただき代議員や受賞者たちの気持ちもほぐれて懇親会が大いに盛り上がりました。そして、それぞれの地域での本年度の取組みを誓い合って散会しました。