観光列車「予土線3兄弟」の一つ「しまんトロッコ」にボランティアガイドとして「予土線を愛するOB会(長尾巌、高田直義、横畠利一の3氏)」が、平成26年7月19日(土)~平成26年9月27日(土)のトロッコ列車運行日のうち土曜日に乗車。
しまんトロッコ 海洋堂ホビートレイン 鉄道ホビートレイン

「うわじま民話の会」のガイド
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 予土線の利用促進については、JR四国はもとより、愛媛県予土線利用促進対策協議会(愛媛県、宇和島市、鬼北町、松野町)らが、ハード、ソフト面で色々な施策を講じています。
四国鉄道OB会としても、JR四国よりの要請もあり、予土線の利用促進や、利用されるお客様の満足度向上のために協力することとしました。
6月上旬JR四国より「しまんトロッコ」のボランティアガイドの要請を本部が受け、愛媛支部に相談しました。すぐさま3氏が名乗り出てくれましたが、何分初めてのことで、しかもガイドの手引きもなく、それを自作しなければなりませんでした。
折しもトロッコ列車運行日のうち日・祝日に「うわじま民話の会」がガイドをされるので、7月上旬に「しまんトロッコ2号」(宇和島駅~松丸駅間)に乗車し、同会の実施状況を見学するなど準備を進めてきました。
 以上が経過であり、7月19日(土)が最初のボランティア活動となりました。ガイドに当たったのは、長尾、高田の両氏で、戸惑いながらも何とかこの大役をこなしました。両氏は、「厳しい経営環境に置かれているJR四国、私たちOBが少しでもお役に立てれば嬉しい。」と話してくれました。

Beautiful Horses
左奥から横畠、高田、長尾氏

Beautiful Sprouts
ガイド中の高田、長尾氏
 四国鉄道OB会平成26年度の活動テーマの一つに、「地域社会との連携を深める」を掲げています。このようなボランティア活動によって、予土線の利用が促進されるとともに、地域に密着した鉄道であり続けて欲しいものです。

「うわじま民話の会」 
地元の語り部が宇和島の民話を南予地方独特の温かな方言で語り伝えている団体。 宇和島市内の旧庄屋毛利家屋敷などで定期公演を実施し、依頼があれば、地元の小学校や旅館、飲食施設などでも、民話の語り部を行っている。