「西浜さわやか道の会」の活動紹介

  香川県東かがわ市三本松(旧名西浜地区)自治会館前の県道122号線の歩道は、雑草が生え不法投棄や犬の糞などで荒れ放題。かつて海岸地帯から、悪質な不良上砂で埋め立てられており、樹木や花に不向きな土質が生育を阻害していました。また花を傷つけ、不法投棄や犬の糞なども同じ市民の行為でした。
  平成22年10月1日、自治会と別途な運動として有志を募り、近隣の独り住まいの遠出が困難な高齢者等が、近くで花を見て和み癒される環境を作りたいと「西浜さわやか道の会」(代表:三本松分会、中川義博)を結成しました。
  県道の所管である香川県から道路愛護団体としての認定を受け、地区の環境美化に取り組むボランティア活動を開始しました。
 また、隣接の三本松公園のコーナーにも、総本山善通寺から取り寄せた通称・涅槃桜10株、県から提供のソメイヨシの苗木5株を植樹。公園東側で荒れ放題の県遊休地を耕し、知人・友人・有志からアジサイの苗100株近く集め植えています。
  昨年から桜やアジサイも花をつけ、ツツジや草花と一体に咲き乱れ、写真を撮るなど、心ある高齢者から歓んで頂いています。
  会の活動は、所定区域の清掃・除草・草刈・緑化で、特に3ヵ所に花壇を設け、女性会員を中心(男性会員は作業の補助)に四季折々の草花(ナゼシコ・ノースボール・サクラ草・ビオラ等)を植えています。花壇箇所を除く区域はヒラドツツジを植樹。この間夏の水とりや除草と清掃作業に取り組んでいます。
 作業に当たっては、作業計画書や実績報告書を県土木部へ年度初めに提出し、それに基づき、状況に応じて会員(男性6名、女性5名)が参集し、概ね月1回の作業を行っています。